ダムのおみやげ
都市部から近く、多くの観光客が訪れる宮ヶ瀬ダム、町ぐるみでダムカレーを販売し観光客を呼ぶ水上エリアなど、かつて世間一般にはマイナスイメージが強かった「ダム」を、観光の目玉にしている地域が増えてきています。
そんななか、日本一の堤体積と貯水容量を誇る「徳山ダム」を有する岐阜県揖斐川町でも、こんなお土産が販売されました!
じゃ~ん!!
「徳山ダム」を前面に押し出したお菓子、「徳山ぶらぶら」ですw
今回はこの「徳山ぶらぶら」についてご紹介したいと思います。
さて、まずは名神高速から徳山ダムへ向かうルートの紹介から。
名神大垣ICを下りて国道258号を北上。国道21号を関ヶ原方面に左折し、1kmくらい走ったところで国道417号に右折してひたすら北上。
揖斐川を渡って国道303号を左折すると、
こんな道路看板があってテンションが上がってきます(笑)
そこからは揖斐川沿いに国道303号を北上。数キロ走っていくつかのトンネルを抜けると、道路の真横に久瀬ダムがで~んと現れます♪
橋梁(国道303号)のおかげで正面から堤体をじっくり眺めることができますが、歩道が無いうえ飛ばしやすい道路なのですぐ横を車がびゅんびゅん通り抜けていきます。撮影や堤体鑑賞に夢中になる気持ちはよく解りますが、車の接近には充分気を付けるようにしましょう。
久瀬ダムを後にし、国道を約3km上流へ走った先に道の駅「星のふる里ふじはし」があり、そこで「徳山ぶらぶら」を販売しています!
ちなみに道の駅ふじはしには「藤橋の湯」という温泉施設も併設されていますが、湯上りポカポカの良泉質でオススメです。時間の無い方は無料の足湯もありますので、ぜひそこで長旅の疲れを癒して下さい。
ということでようやく本題ですがw、さっそく「徳山ぶらぶら」を買って帰ったのでご紹介しましょう。
この「徳山ぶらぶら」ですが、箱入り18枚を525円、袋入り12枚を370円という庶民に優しい価格で販売しています。
徳山ダムが完成して2年半、これまで積極的に観光放流や見学ツアーなどをやってきてひとつの観光地として認知されるようになり、地元の方が「売れる」と判断してこういう商品をつくったことに、部外者ながら少し嬉しさを感じます。
では、パッケージをよく見てみましょう。
パッケージにはガッツリと徳山ダム及びダム湖の絵、そしてダムをアピールした文が書いてあり、この商品が「ダムを売りにした商品」であることが一目瞭然です。
「徳山ぶらぶら」というネーミングに対しては特にコメントはありません。「美しい自然と徳山ダムを巡る旅・・」と併記されているので、そういった意味でつけたのでしょう。「徳山ダムに行ってきました」とか「徳山煎餅」よりは良い名前なんじゃないかと。
ただ、申したいことが一つだけ。色といい形といい、堤体がどう見ても重力式コンクリートダムにしか見えません。「ロックフィルダム」とはっきり言っているんだし、ココの描写はもう少しロックフィルっぽくならなかったのかなぁ・・。
まぁそこは置いといて、開封してみます。
箱の中にはおせんべい3枚入りの袋が6つほど。小分けしてあるところにも好感が持てます。
おせんべいの焼印は「徳山ダム」とダム建設の際に周辺に生息が確認された「イヌワシ」の2種類です。残念なのはパッケージにイヌワシについての説明が全くないので、ほとんどの人は「何だこの鳥は?」って思いながら食べるんだろうなぁ、と。
それではさっそく、食べてみましょう。
味は至って普通の甘くておいしい硬めのおせんべいです。
博多の「にわかせんべい」や山口の「鶏卵せんべい」をイメージして頂ければよいかと(マイナー過ぎてイメージできないかw)
紅茶よりは渋めの緑茶が合うのではないでしょうか。
ヨメと子供と一緒に美味しく頂きました♪
最近、ダムカレーを出すお店が全国的に増えてきているようですが、カレーだけではなく、こういったダムをモチーフとしたお土産が全国各地のダム近辺でどんどん作られていくといいなぁ。温井ダムキティストラップとか出たら絶対買うんだけど(笑)
徳山ダム、横山ダムなど揖斐川のダムを見に行かれた際は、ぜひ道の駅「星のふる里ふじはし」にお立ち寄りのうえ、「徳山ぶらぶら」をお土産にどうぞ!
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