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日永岳山行記【第5話】

第5話 「再挑戦。のち撤退」

一息ついて少し余裕が生まれ、周りをよ~く見てみると、急斜面を真横に横切るように木が並べられている。

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明らかに人の手が加わったつくり。こんなトコにあったのか、トラバースルート!
この道を真っすぐ行くと隣の山に抜け、またそこから頂上に向かって登る道があるだろう。

しかし、ココでまたも悩む。
これまで道を間違ってウロウロしていたので、時刻はすでにお昼前。
もともとの予定ではすでに下山を開始している時刻・・。
しかも天気予報は午後から雨。
道迷いで必要以上に体力と精神力を使ってしまったので、けっこう疲労感もある。

・・でも、せっかくココまで来たんだし頂上まで行きたい!

悩んだ末に、この道の少し先まで行ってみて、はっきりしたルートがあるようなら頂上を目指そう、ということにした。
もう迷うのはイヤだしね(笑)

人の作った道があるとはいえ、急斜面に申し訳程度に木を並べたものだけに非常に不安定。
滑ったらかなり下まで転がり落ちそうなので、慎重に歩く。
そして5分くらい行った先に、枯れた沢を横切る地点が。

502

・・これは危険すぎる。
写真右下から斜め左上に向かって、確かに筋のような道がある。
しかしこの斜面、以前に土砂崩れか鉄砲水でもあったのか、数百m下まで木もなくスッパリ落ちている。
もし足を滑らせて落ちたら死ぬか良くて大怪我だろう。

しかもこの沢の先、目を凝らしてどう見てもはっきりした道が見えない。
考えれば考えるほど、もしかしたらこのルートも間違えているかも、といった疑問がどんどん大きくなる。
体力的にもすでにけっこうキツイ感じ。

・・と、ここで気力が萎えた。
もともと自分はそれほど体力がなく、気力で登るタイプ。
モチベーションが下がってしまっては登山を継続することなんてもうムリ。

ということで、ここで勇気ある撤退。(もっとはよ決断せいw)
マーキングを辿って登ってきたルートを淡々と下山した。

少し残念だったけど、まあ仕方がない。
これだけの状況で大きな怪我もせず無事に降りれただけでももうけもん、と自分に言い聞かせた。
そして今回は「調査登山」と割り切って、次回リベンジするぞと誓って帰宅の途についた。

            ~エピローグ 「検証。驚愕の新事実」へ続く~

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